2006-11-05 ■ 戯言 正しい街 可愛いひとなら捨てるほど居るなんて云うくせに どうして未だに君の横には誰一人居ないのかな なんて大それたことを夢見てしまったんだろう あんな傲慢な類の愛を押し付けたり 都会では冬の匂いも正しくない 百道浜も君も室見川もない もう我が侭など云えないことは分かっているから 明日の空港に最後でも来てなんてとても云えない 忠告は全ていま罰として現実になった あの日飛び出したこの街と君が正しかったのにね