ありがとう、キミのことは大嫌いだった

愛されることを望んでいた。
必要にされることを望んだ。

「ねぇ…どうしたらいいの?」

「ありのままのお前でいればいいんだよ。」

「こんなにグチャグチャしてるのに?」

他人が誰かに愛されている姿を見ると苛々する。
腹がたつ。
嫉妬に心が震える。

「求めて欲しいだけなのに!!」

「本当にそれがお前の望みなのかよ。」

「そうよ。」

「お前のことを愛してる。」

あぁ私の世界は今日も壊れていく。




「どうして私を置いて行くの!!」

「行っちゃ駄目だ!!」

「行かないと…彼が私を待ってるの!!」

すべてにうんざりしていた。
偽りの愛を語るこの彼にも。
私のことを要らない物のように扱う親も。

「こっちに来いよ。」

「城ケ崎さん!!」

「帰ってきてよ愛里!!」

ホント、うんざり。
みんなみんな大嫌い。
私を引き止めないで。

「バイバイ、皆。」

目を開けたらそこは見知らぬ屋敷の中だった。




「あんた達の所為で…!!」

「違う…あれは…!」

言い訳なんか聞きたくなかった。
私の涙は乾いたアスファルトの上に落ちては黒い染みとなって飲み込まれていった。
どうせなら私ごと飲み込んでほしい。

「よぉ…会いに来てやったぜ。」

「大変だ!!」

「えっ何で…何でキミがここに…!?」

飲み込んでくれるのならきっと…私は闇の中へ行けるはず。
闇の中で彼は待っている。
そう思うと足取りは軽くなった。

「どうしてそいつなんだ!!!」




一体何が書きたかったのでしょう。
それは本人にも分かりません。
真ん中のは下弦の月パロみたいな感じで。
最初は適当、最後のは一応設定あるが伏せておこう。
今日はちゃんと起きれた。
遊戯王を弟の部屋で見た。(えっ
バクラvv朝からきゅんきゅんしまくりだ。
ちょうど観たい話のところだったのでナイスタイミングだ私☆
でも次週終わったら当分バクラの出番無くなるんだよな…。
ってかアニメオリジナルストーリを飛ばして古代エジプト編に行って欲しい。
盗賊王観たいっすよ、えへへvv