それさえも…


「あー、今のところ死んだの廃ぽだけみたい。」
「そっか。っていうか皆上手いとこバラバラに動いてるからね。」
「次の遭遇まではちょっと時間かかるかも…。」
「いくら島が狭いからって言っても十人しか居ないからね。」


「でもぽか…まぁ妥当なところだよね。」
「何が?」
「いやさぁ、トトカルチョの結果。」
「あぁ彼五位だもんね。上位が死ぬのは味気ないけど、下位が死ぬっていうのも面白みに欠けるし。」


「っていうか少年三位とか。さすが鬼畜ショタww」
「あーでも無謀なことして早くに死ぬか、最後まで残るかのどっちかだよね。」
「分かる分かる。残りそうな気もするけど賭けようとは思わないもん。」
「それいうとクライムとか華南はねぇ…。」
「とりあえず最初には死にそうにないし。安全ってところかな。」


「でも華南ってば死にかけ?」
「いやいや、まだ死んではいないよ。」
「これから何か行動起こしてくれるといいんだけどな。色々と盛り上がる。」
「うわっそれ友達として酷いって。」
モナリザの癖に何言ってんの。」
「ちょっと、そこモナリザ関係ないってww」


「でもさぁ…」
「うん。」
「私達って皆を売ったんだよね。」
「そういうことになるね。」
「でも選択権は無かったんだよね。」
「言い訳でしかないけどね。」


「出来るなら、皆に生き残って欲しいのに。」
「ラッキーワードなんてよくよく考えれば分かることなのに。」
「いや…でもなんかヤラシクない?」
「まぁ確かに。」
「分かるの?っていうか分かったとしても間違ってバッドワードに引っかかりそう。」


「祈るしかないね。折角キリスト教の学校に入ったんだし。」
「でもうちら祈りとか知らんし。」
「っていうかそんな祈りとか知ってるのって一部だけやろ。」
「カレソン歌えたらそれでいいんだよ、バカヤロー」
「じゃあ歌いますか?」
「おk、歌いましょう。」




AM 3:00   どこかでの会話