私の命はあの方の為だけにある。それが私の生き様、私の誇り。私が命をかけるのはあの方の為だけであり、それ以外の何物にもこの命はかけない。私のことを馬鹿だと言うのかい?そう思いたければそう思えばいいさ。悲しいことにこういう生き方しか出来ないんだよ、私は。アンタだって分かるだろ?大切な大将がいるアンタになら。自分がいくら傷付こうとも構いやしない、あの方だけは守ってみせる。私もアンタも所詮は同じ穴の狢さ。だからこの時を精一杯楽しもうじゃないか。ボウヤ、アンタのことは嫌いじゃなかっただけ残念だ。アンタの命は私がここで奪う。あの方の為にも、私の為にも。本気でかかってきな。手を抜いたんじゃ、アンタに私は倒せやしない。